家づくりでよくある失敗は!?快適でストレスのない注文住宅を



盲点になりやすいのが室内のニオイ

快適な生活のためには、悪臭を遮断することも重要になってきます。例えば、キッチンで調理しているときのニオイが二階まで上ってくる、下駄箱のニオイがキッチンまで伝わる、などの悩みを抱える家庭は意外と多いです。間取りといえば快適な動線、使い勝手のよい収納スペースなどを連想する人が多いですが、ニオイの問題も無視できません。住宅設計をするときは、ニオイが伝わりにくい間取りを考えてみましょう。コストはかかりますが、ドアや仕切りを設置して遮断する方法もあります。また換気扇や換気口をどこに設置するかも重要です。換気扇が適切な位置になければ、調理時の油煙を効率よく排出できず、部屋を汚す原因になってしまいます。

水回りの設備をどこに設置するか詰めていく

水回りの配置は設備の使いやすさに加えて、動線にも影響してきます。室内をストレスなく移動するためには、家事動線をよく考える必要があるでしょう。調理をしながら洗濯をすることが多いのであれば、キッチンと洗濯機までの距離は近いほうが好都合です。水回りの設備は一か所にまとめたほうが使い勝手はよいですが、ときにプライバシー性を阻害する場合があります。例えば、キッチンの横に洗面所を配置してしまうと、洗面所で歯磨きや化粧をしている様子を家族に見られる問題もあるでしょう。洗面所やトイレ、浴室などはプライバシー性を考慮し、配置場所を決める必要があります。これから注文住宅を建てるという人は、今までの生活で不便に感じた部分を書き出し、それらを解消する家づくりを意識してください。

福岡県は九州の中心地とも呼べる県で政令指定都市が存在していることから居住地として人気が高いため、福岡の注文住宅は土地代などの出費が高い傾向にあります。